★ひと粒ひと粒の存在
幅の世界・勝ち組・外骨格…
奥行の世界・負け組・内骨格…
自分がどちらに身を置いてるかを如実に感じた東海の旅であった。
時間順序を守り、ピラミッドの一段でも上に、たくさん得ることが勝利で表彰され、結果を出せなければ認められない相対的評価。
普通に組織に見られる図式だよね。
今まで通りの当たり前感がある。
でももう自分はそこに所属してねぇなと。外骨格世界では負け組と揶揄される方(笑)
異質とは質が違うということ。
ホッとした。
その私の目は「砂」を見た。
そこには「砂」などなかった。
ひと粒ひと粒がキラキラと輝いてる鉱物たち、がそこにあった。
それぞれの生成過程を経て、なぜか揃ったサイズになって、どういう訳かそこにいた。
すんごい綺麗でしばらく座り込んでツブツブ達を撫ぜたり見つめたりしていた。
それを「砂」という一括りで、海岸なんだから当たり前という思考で片付けたとしたら、そのひと粒ひと粒の存在と巡り合うことはない。
一分一秒を惜しんで多くを得ることに集中してる時にはカットされる部分。
そこにこそ「現実界」は存在しているけど、普段は「言語空間」に押し込めて当たり前で終わらせてる世界。
この感じ、わかるかな?
「森や林」は1本1本の木が集まったもの。
「人類や社会」は一人一人の人間。
雑草なんてものも存在していない。
ゴミというものも。
あると思っているものは無いかもしれない…というのはこういうこと。
言語空間に閉じ込められているとはこういうこと。
それそのものを見るとはこういうこと。
私はその世界に触れていると、あぁ~幸せだわぁ💕って満たされた気分になる。
海に行って良かった。
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