★思考の観察

今日は卒業式だったわけです。
　
長椅子に座って、卒業生が将来の夢を一言語るのを聞きます。
　
「ボクは将来、子ども達が憧れるようなサッカー選手になりたいです」
「私は中学に行ったら部活と勉強をがんばります」
　
などと、一人ひとり発表していきます。
ま、ここで朝に出来なかった瞑想をしていたわけですが(笑)
　
隣に座った親子の囁き声が気になっています。
「へ、そんなんムリムリ」
「有名な女優とか(笑)」
娘の方があれこれと批評しています。
　
そして私の思考がその批評について批評しています。
「そういうアンタはなんぼのもん？」とか(笑)
　
そして子ども達の発表を聞きながら、ふと気付きました。
あ、この娘の言ってる批評は、私が言ってるんだ…と。
　
「将来プロ野球選手になって、盗塁王になります」
（なんでわざわざ盗塁王を目指すん？）とか。
　
それと同じようなことを、隣の娘が声に出すので、気になっていたのですね。
私の中にものさしがある。
それと似たようなものさしを見せられて、やだやだ！って気になる。
で、あ！それって私の言葉と被ってるやん！と気付かされる(笑)
そして、その「私」というのは私の「思考」であって、それを思考だと見ている私がいる。
　
その「思考」は、人のことをアレコレ判断して批評して、自分の答えが正しいと表現したくて、脳内でぶつぶつつぶやいている。
すごく客観的に、思考のつぶやきを観察していました。
　
そのうちその思考も手放して、ただ、子ども達の夢に耳を傾けていました。
小学生の子たちには可能性があって、本気で信じて行動しさえすれば叶うのだ･･･
　
そうだよ、想像できることは叶えることが出来るんだもん。
自分にダメ出しさえしなければ、信頼して行動すれば、叶う。
すげぇなこの子たち、みんな本気出してがんばれ♪
　
オマエにはムリだとか、有名になんて簡単になれねぇよとか、そんな周りの批評や判断は、実際にはまったく関係ないんだけども、私の先ほどの「思考」のように、自分自身の武装して批評して判断しまくる思考に捉われると自分にダメ出ししてしまったりする。
　
そして校長先生の話で、５本の木（気）を育ててください、と。
元気、根気、本気、勇気、和気。
そだよ、元気に根気強く勇気もってみんなで本気出していこうぜ♪
　
　
そんで、カルマなんて言葉を使うと、途端にスピっぽくなって胡散臭くなるけれど、思い癖とか傾向性とか、自分じゃ気付かなかったりどうにもならなかったりしたこと。
　
顕著な私の傾向性としては「発火点が低い」
瞑想をきっかけとしているのかはっきりとはわからないけども、それが先日のプチ旅行で顕現して、その後「怒り」という感情が希薄になった感じがしている。
まだ、気がしているだけで、実際にはいつ発火するかはわからないけども(笑)
　
実際に、怒りが発生しているのは現在解消中だからだ、というコメントなどもあったりして、もしかしたら私の場合も同じかも…と思った次第。
どうも怒りを発動させる行動を自ら取っていたフシがあるので。そしてそれを「なんで普段なら避けるのに、私はこういう行動をしているのだろ？」と冷静に見ている自分もいて、怒りに結びつくことを察知していて、「怒りたいんだな」とどこかで納得していた。
　
そういう奥底のものを噴出させるっていうのも、なんだか面白いね。
まだ持ってるんだなぁ～と改めて感じたり、取り出して具体的に眺めてみたり。
「思考」の真っ只中にいると同化して見えないものが、少し距離を持つことで具体的に見えてくる。
そういう作用が瞑想（自分の本質に意識を持っていく）にはあるようですね。
　
本日の夜の瞑想。
どうやらカイロプラクティックに行ってみたいらしい。
骨盤が歪んでいて、かならず右足がしびれるのでね(￣∀￣;)。
ゴリゴリッ！と骨盤言わしてもらいたい！(爆)